BUG EVILs 第3章-4話 パンドラの書

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前の投稿 - 次の投稿 | 投稿日時 2018-11-6 23:32
kyou1102  懸賞金1億ベリー   投稿数: 891
セツナの頭に、凪とランギクの最後が過る。
二人共に、力さえあれば助けれたのかもしれない。
その姿を見て老人は、また茶化すように言った。
「お主の選択じゃ。好きにせい」
――どうすればいい。
「うぬ?聞こえんのぉ」
――どうすれば魔法を使えるようになるんだ!?

「・・・お主に、その覚悟はあるのか?」
――もう目の前で、人が死ぬのは御免だ!!
老人は、セツナの目を見て感じ取った。
その真剣さに、老人は、一冊の本を取り出した。

「これじゃよ。」
そう言って、セツナに手渡した。
――これって。何??
その本は、表紙が真っ黒で、中のページは、全て白紙になっている。
それを見たマモは、思わず口にした。
「“パンドラの書”」

――パンドラの書??
「そう・・・。黒魔道士パンドラが残した7冊の書の一つ。」
――それが魔法とどんな関係が??
「この本は、この時代の為にパンドラが残した魔法の書じゃ。」
――でも白紙じゃん!
「よいか?お前さんは、まだ魔力を自分で眠らしておる。」
――・・・自分で。
セツナの頭に、リクべべの言葉が過った。
“恐らく、お主は、自分で抑え込んでおるんだ”

――そういえばリクべべもそんな事言ってたな・・・。
「ほぉリクべべと会ったか。奴もまた黒魔道士を学ぼうとして過ちを犯した。」
――過ち?アイツは、悪い奴だ!!
その言葉に、老人の目は、鋭く。
セツナは一瞬にして寒気がした。
例えるならば自分の身体を大きな大蛇に巻きつかれ、顔の側で、今にも喰われそうな感覚を味わったからだ。

「リクべべの若造を狂わしたのは、パンドラの書なんぞではないわ。」
マモの表情が一瞬濁る。
「まぁそれはどうでもいい話じゃ。どうする?」
セツナは、もう一度パンドラの書に目を通す。
――わかった。これで魔法が使えるならあんたの言う通りにする。
「さっきも言ったが、お前さんは、自分の力を抑えておるだけじゃ」

マモは、セツナの肩を叩き、大丈夫と微笑んだ。
「あんたは、凄い魔法使いになるよ。」
そう言ってマモは、外に出ていく。声をかけるも、
「ちょっと街を探索してくる」
と言って、繁華街の方へ向かって行った。

「彼女を追っている暇は、ないぞ」
――わかってる。でもどうやって読めるようにするんだ?
「この先の滝へ向かうぞ」
――滝?
「まずは自分の魔力の存在を感じるんじゃ。」



エンジュの家から少し歩き道なき道を歩いて竹林が少し見えた場所までマモは、戻っていた。

「どうにかして皆に連絡取らなきゃ。でもどうやってしよう・・・」
歩いている途中に、竹林から殺気を感じたマモは、戦闘態勢を取った。
「・・・誰だい?そこにいるのは??」
凄まじい音と共に、一部の竹林が、崩れ落ちる

「・・・アンタは。」
奥から出てきたのは、夜叉丸。

「たった一人かい?」
問いかけも聞かずマモに襲い掛かる夜叉丸。
間一髪で居合を避け、マモは地面に手をついて
地面が棘の様に鋭くなり夜叉丸に、向かって行く

しかし、夜叉丸の軽い一振りで棘が一斉に散る。

驚く間もなく夜叉丸は、マモに襲い掛かり
マモの右肩を刀で突き刺す。

「・・・動くな。」
「・・・あんた、何者だい?まさかセツナを狙って。」
「アイツは、いずれ俺が殺る」
「あの時からおかしいとは、想ってた。この国で魔力を感じるアンタを。」
「察しがいいな。」
「アンタ、まさか・・・。」

「俺の名は、皐月(さつき)。・・・アンタの推測通り。アイツ等と共に生き残った子供だった一人だ」
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2013年10月31日 ONEP.jp

親身になって相談に乗ってくれたり、勇気づけてくれたり、同じ悩みを持った人同士 で話し合ったり…ネットにはそういったコミュニケーションや、それらに伴うサイト上での交流があります。そんなやりとりがあるからこそ「悩みが解決した」「勇気が出た」「新しいことを知ることができた」という声も多数あります。

しかし、「実際に会う」ことによって、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

「仲良くなったから会ってみたい」「直接会ってお礼が言いたい」という気持ちはときとして持ってしまうこともあります。しかし、実際に会うことによって、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

すべての人が悪い人というわけではありませんが、トラブルに巻き込まれないために、サイト外で実際に会うことはやめましょう。実際に会ってみたら、年齢を偽っていたことが分かったり、友達になろうと思っていたら男女の出会いを目的とされていた、ということもあります。

ONEP.jpでは、オフ会を開くことやサイトの外で実際に会うことを禁止します。他の サイトでも、そういった危険性があることを知っておいてください。

モバゲーより流用

2013年8月5日 ONEP.jp