特別読切 続編「3人のゴースト」 スピンオフ 5話「迷いの先」


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なし 特別読切 続編「3人のゴースト」 スピンオフ 5話「迷いの先」

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前の投稿 - 次の投稿 | 投稿日時 2020-7-31 18:23
soul  ONEP.jp七武海  (居住地: 新世界の暗黒島 海岸で刀の素振りをしている。)  投稿数: 1298
今までのお話


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リョウ「まさか貴方達が亡霊だったんですね...ルシードさん。それにユキトさんに、エラリーさんも。」



ルシード「お前、何をしに来た。」



リョウ「この2,3年必ず朔の日に闇討ちが行われているという結果が出てるんです。そして亡霊が出るという噂も。だから今日こそ、その亡霊達を見ようと思ったんです...けどここに近づくにつれてルシードさん達の気を感じたんです。嘘であってくれって。でもこんな結果になるなんて。」



エラリー「.....」



ユキト「.....」




ルシード「で、お前はどうするんだ?」



リョウ「え?」




ユキト「ここで僕達を海軍に引き渡すか、それとも君自身が僕達の存在を抹消するか。」



リョウ「それは...」



ルシード「......」



ユキト「......」




エラリー「......」



リョウ「引き渡すなんて、しませんよ。」



エラリー「なら?」



リョウ「でも、存在を消すこともしません。他の人達にとって亡霊でも、俺にとっては大事な師ですから。」



ルシード「例え過去に罪を犯した人間でも、か。」



リョウ「罪、ですか...確かにそうですね。でも今は違う。恐らく、人の悪意を止めるために貴方達は動いている、決して越えてはならない一線を越えてはいない。だから、どちらもしません。」



ルシード「...」



リョウ「俺達を止めないのか?って思ってます?」



ルシード「なぜそれを聞く?」



リョウ「...そんな表情をしてたからですよ。」



ルシード「.....」



リョウ「止めはしません。だって、自分達が為そうとすることを片時も忘れないように見えます。それを止める権利が俺にはない。」



ルシード「......」



リョウ「だから、俺は止めませんよ。」



ルシード「...そうか。」



リョウ「...それじゃ。」







― 中心街 南西部 占星術館 ―



ガチャッ!



リョウ「...」



ユズルハ「先生!」



リョウ「ただいま。ね、無事に帰ってきたでしょ?」



ユズルハ「...見ましたか、3人の亡霊達を。」



リョウ「ああ、見たよ...ユズルハは、知ってたんだね。俺の師匠がその亡霊達だって。」




ユズルハ「ええ...以前この島の過激派、天夜叉ドンキホーテ・ドフラミンゴ傘下の組織に所属してた時に会い、そして私はかつての師に討たれました。」



リョウ「ユキトさんに、か。前にドフラミンゴの傘下のマフィアをやってたってのは聞いてたけど、そんなことがあったんだね。」



ユズルハ「.....」


リョウ「そっか..」


ユズルハ「先生は、彼らを討ったのですか?」



リョウ「.....」



ユズルハ「.....」




リョウ「意地悪なことを聞くね。そんなこと、出来るわけないじゃないか。俺を海賊としてだけど育ててくれた師匠を討つなんて。」




ユズルハ「じゃあ、あのまま放っておいたということですか。」




リョウ「うん。」




ユズルハ「あの行為を止める最後の機会だったはず、なぜ止めなかったんです?」



リョウ「わからない。でも、恐らく止めることは出来なかったよ。あの行為は誰かに言われて容易に止められることではないし、それにあの行為は誰かに対しての贖罪だと思うんだ。」




ユズルハ「っ!」



リョウ「だから、俺には止められなかったよ...これは、君以外には言わないよ。無論、俺の海賊時代の仲間にも。」




ユズルハ「先程まで一緒にいた方達ですか。」



リョウ「ああ..こればかりは、表には出来ないからね。」




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その後、寝室のベッドに横たわっていたリョウは虚空に目を向けた。





リョウ(父さん、俺は止めるべきだったのかな?)







リョウ(でも、俺には止められないよ。あんなに悲しい顔をして誰かの悪意を止める姿を見たら...)









???(・・・・・君自身は、どうしたい?)





リョウ「!」








???(ここで、迷いを口に出しても始まらない。それを君は十二分にわかっているはずだ。君は、どうしたい?)




リョウ「...俺は、」





- To be continued ? -
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2013年10月31日 ONEP.jp

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2013年8月5日 ONEP.jp