BUG EVILs 第3章-3話 夢物語


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なし BUG EVILs 第3章-3話 夢物語

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前の投稿 - 次の投稿 | 投稿日時 2018-10-29 20:54 | 最終変更
kyou1102  懸賞金1億ベリー   投稿数: 891
鬼の国 美影戯(びえんぎ)から南の村。
国から追放された侍達が、集まり創り上げた村。
この村の長は、且つて殿に仕えた武将“灼乃べヱ(しゃくのべえ)”。

頭!と、百十七回目の零刻の儀を見ていた用心棒が、灼乃べヱに報告に戻った。

「成程、そうであるか。」長い髭を整え杓乃ベヱは、大きな身体を動かし
刀を手に取った。
鞘から刀を抜くと、辺りは、薄気味悪い蒼い炎が、彷徨い始めた。

「姫君め。何を企んで居(お)る。」
灼乃べヱが、刀を天に向けると、周りに骸骨の兵団が現れる。
「者共。戦に備えよ。」
「忌まわしきあの国を、我物にしようぞ」

侍達は、雄たけびを上げ、戦闘準備を整える。


一方、美影戯(びえんぎ) 
中心に君臨する城。
御殿(ごてん)にて、休む姫に、襖越しに話しかける男一人。

「お主か。」
「本日も、お勤めご苦労様です。サクラ姫。」

「お主こそ。目立つような真似を。」
「姫様。お気づきになられたでしょうか?零刻の儀の場にて、怪しげな気を。」
「気づいておるに決まっておろう。」
「恐らく在奴(あやつ)は。」
「わかっておる。」
「さようでございますか。」

襖越しの声が、足音と共に、遠ざかる。

「夜叉丸。」
「はい。なんでしょう?姫様?」
「いよいよじゃな。」
夜叉丸は、嬉しそうに、その場を離れていく。



時同じ頃、老人の家。

――黒魔道士?!
セツナは、聞き覚えのあるその言葉に、記憶を呼び覚ました。
自分達を追いつめ、魔法界を滅ぼした魔法使い。

「やっぱり貴方。黒魔道士の使いだったのね。」
老人は、高らかに笑い酒を再び口に、運んだ。
――黒魔道士の使いが、俺を待ってた?ふざけんな。

――俺達を滅ぼしたのは、そいつなんだろ!?
セツナは、エンジュに激怒した。
エンジュは、その態度に、笑みを浮かべ話を続けた。

「果たして。そりゃどうかの?」
「お主は、まだまだ無知過ぎる。“百年前に起きた真実”も、自分の魔法さえも知らぬ。」
「尚且つ、今世界で起きている事さえも知らぬ。」

――知る訳ないだろ!!俺は・・・。
セツナは、凪とランギクの事を思い出し言葉を詰めた。

――俺達は、どうすればいいんだよ。
「はっきり言うて、今のお主では、この国から出る事も、“サクラ”と会う事すら出来ず。死ぬだけじゃ」
――何!?
「もうすぐ訪れる “月欠けの夜”にて、この国は、大きな戦が、始まる。」
「“月欠けの夜”?」
マモは、エンジュに問いかけた。

エンジュは、酔いを冷ますと言い。
家を出て冷え始めた外に出て、上を指した

百二十回目の零刻の儀の夜。月は、欠け
この国の化物が、目を覚ます。

エンジュは、この国の言い伝えを言い
セツナを真面目な顔で、睨む。

「美影戯が、本当の姿に戻り。夢物語が、終わる日じゃ。」
「セツナ。もしもワシの預言を信じると言うならば。その日、サクラ姫に、会わしてやる」
「どうする?」



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2013年10月31日 ONEP.jp

親身になって相談に乗ってくれたり、勇気づけてくれたり、同じ悩みを持った人同士 で話し合ったり…ネットにはそういったコミュニケーションや、それらに伴うサイト上での交流があります。そんなやりとりがあるからこそ「悩みが解決した」「勇気が出た」「新しいことを知ることができた」という声も多数あります。

しかし、「実際に会う」ことによって、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

「仲良くなったから会ってみたい」「直接会ってお礼が言いたい」という気持ちはときとして持ってしまうこともあります。しかし、実際に会うことによって、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

すべての人が悪い人というわけではありませんが、トラブルに巻き込まれないために、サイト外で実際に会うことはやめましょう。実際に会ってみたら、年齢を偽っていたことが分かったり、友達になろうと思っていたら男女の出会いを目的とされていた、ということもあります。

ONEP.jpでは、オフ会を開くことやサイトの外で実際に会うことを禁止します。他の サイトでも、そういった危険性があることを知っておいてください。

モバゲーより流用

2013年8月5日 ONEP.jp