BUG EVILs 第1章-1話 変わった世界で。


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なし BUG EVILs 第1章-1話 変わった世界で。

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前の投稿 - 次の投稿 | 投稿日時 2018-7-7 0:07
kyou1102  懸賞金1億ベリー   投稿数: 891


第1章 セツナとナギ




【た・・けて・。
助けて・・・〇〇。】


記憶。
時に、自分の身に覚えのない出来事が、
まるで、本当に起きたかの様に、鮮明に頭を過ぎる。
あれは、夢で見たのか。将又(はたまた)、忘れてしまっているのか。

僕の不確かな記憶の淵に、映る記憶は、
綺麗な少女が、僕に助けを求める映像。
それ以上は、覚えていない。

けれど、その景色と声は、どの記憶よりも美しかった。



「また妄想でもしてるのか?セツナ。」

目を覚ますと、目の前に、凪(ナギ)が僕の顔を覗き込んでいた。

《倉本 凪-クラモト ナギ 26歳 性別:♂》
凪は、僕に色んな事を教えてくれる兄貴分的存在。

僕は、ゆっくり身体を起こし、此処から観える景色を眺めた。

「もうすぐ1年だな・・・。」

1年。それは、僕がこの夢を見始めたの同時に、世界が大きく変わった事。
セツナと凪の見つめる景色は、滅びた都市。
この2人が、育った故郷だ。

10年前。
世界は、変わった。

“記憶の断片(コネクト)”と呼ばれる前世の記憶が、多くの人々に甦り。
“記憶の断片(コネクト)”を鮮明に、思い出した数だけ、魔法が使える世界となった。
つまり前世の記憶を多く思い出した=魔力。

そして厄介な事に、この“記憶の断片(コネクト)”と呼ばれるものは、
他者とある条件で、関わる事により、強く思い出す場合もある事がわかった事で、
より強い力を得たい者達が、争いを始め 世界は、大きく変わってしまった。

しかし、僕も凪も、魔力は、発動しなかった。
もしかしたら、この記憶は、本当に起きた事なのかもしれない。

「そろそろ時間だ。」
凪は、滅びた故郷に進み始めた。
僕は、凪の行く先々に、ついていく。

この1年は、ずっと凪と共に生きて 生き残ってきた。
凪について行けば、この世界で生き残れる。それが正しい事だ。

今日も、小さな捜索が終わり、故郷に帰る。

この街では、僕等と同じく魔力を持たない人々が、こっそりと隠れて暮らしている。
家族とはぐれた人たち。
家族だったもの達が、家族でなくなってしまって取り残された人たち。
他の街から逃げてきた人たち。

だから、皆。
協力し合い 生きてきた。
これも凪が、指揮って この国で、助け合う環境を作ったからだ。
だから生き残れた。

しかしこの日。
突然、安全な故郷の環境が、変わった。

街の中心が、騒がしい。
脅える住民たちの視線の先に、蹲(うずくま)る男。


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2013年10月31日 ONEP.jp

親身になって相談に乗ってくれたり、勇気づけてくれたり、同じ悩みを持った人同士 で話し合ったり…ネットにはそういったコミュニケーションや、それらに伴うサイト上での交流があります。そんなやりとりがあるからこそ「悩みが解決した」「勇気が出た」「新しいことを知ることができた」という声も多数あります。

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2013年8月5日 ONEP.jp