依頼 MEMORY3『兄妹の物語・中』


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なし 依頼 MEMORY3『兄妹の物語・中』

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前の投稿 - 次の投稿 | 投稿日時 2010-6-13 11:25
kuya  懸賞金1億ベリー  (居住地: 東の海 ローグタウン近海)  投稿数: 904
世界には様々な人間がいる。
戦闘好きな者,正義の名の下に動く者,変革を求める者,権力で支配する者,支配される者,助けを求める者,人の死をなんとも思わない者。
まだまだたくさんの人間がいる。そんな人間が頼ってやって来るある島・・・そこにいる1人の青年と1人の少女を中心に描いた物語である。








MEMORY3『兄妹の物語・中』








僕は神を超えると決めた。
ではどうやったら超えるのだろう。
考えた。考えた末に1つの結論に達した。
神を殺して,僕が神になろうと。






3年前,レナお姉ちゃんの幸せを全部奪っていったんだ。」
ユイはそう言って,レナの過去について話し始めた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そのころのお姉ちゃんは良く笑う人でした。今よりももっと感情を持っていました。

そのころはレント兄さんもマリージョアにいました。

お姉ちゃんには大事なお友達・・・と言うよりも彼氏といった方が良いんですかね。そんな人が居ました。

その人は天竜人ではなくシャボンディ諸島に住む普通の男の子なんです。

お姉ちゃんは隠れてその男の子と会っていました。

何で隠れてかっていうとですね,このことがお父さんにばれると大変なことになるからです。

私の家はフリュースト家の中でのみ結婚するものでした。それがよそ者,それも一般人だって知ったらどんなことになるか目に見えています。

しかし,ある日そのことがお父さんにばれてしまいました。
お父さんは物凄い怒っていました。お姉ちゃんは必死で謝りました。

その熱意が伝わったのか,お父さんは2つの条件を出す代わりに男の子に手を出さないことを約束しました。

その条件とは,2度とあの男の子には会わないこと,そしてフリュースト家当主になること,の2つでした。

フリュースト家当主になるって事は,神として扱われること,と同時に周りから化物として見られることと一緒でした。

なんでレント兄さんじゃないかって。彼はフリュースト家で生まれましたが純血じゃないんです。純血じゃないものは当主の資格はない,そう決められていたからです。

お姉ちゃんはその条件を飲みました。この日から男の子に会うことはありませんでした。また感情を表に出すことも少なくなりました。

でも私が時々シャボンディ諸島に行っては男の子から手紙を貰っていました。お姉ちゃん宛の。お姉ちゃんはその手紙を読むときだけは嬉しそうな顔をしました。

お姉ちゃんは一度だけ男の子の誕生日にペンダントを私に預け,私はそれを男の子にもって行きました。

でも,このことを許さない人が居ました。レント兄さんです。

当主になる儀式の日,天竜人のものはほとんどフリュースト家に集まっていました。しかしレント兄さんとお父さんだけはどこにもいませんでした。

儀式は祖父と祖母によって何事もなく進められていきました。お姉ちゃんも無事当主になることが出来ました。

次の日,お父さんが死んでいました。何者かに殺されたそうです。

その日,もう一人殺された人がいました。お姉ちゃんの彼氏の男の子でした。その男の子が持っていたペンダントは見つからなかった。
お姉ちゃんは悲しみました。

そんな時,今までいなかったレント兄さんがお姉ちゃんの前に現れました。
レント兄さんは小さな箱をお姉ちゃんに渡してどこかに行きました。

その箱の中には・・・

その日からお姉ちゃんは兄を,自分が天竜人であることを恨みました。
そして自分を神と崇められることを嫌いました。

お姉ちゃんは神なんていない,いるのならどうしてボクじゃなくてあの男の子が殺されたの。そんなのって理不尽すぎるよ。

そう言ってここから出て行ってしまいました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まさか,レナにそんな過去があったとは,いまの彼女からは想像もつかない。

話し終えたユイは涙目になりながら,顔を伏せて,

「今のお姉ちゃんはあのころに比べると,感情もあります。それもアオバさんに出会ったからだと思います。」

「だから,レナお姉ちゃんをよろしくお願いします。」

そういってユイは頭を下げた。


次回に続く
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2013年10月31日 ONEP.jp

親身になって相談に乗ってくれたり、勇気づけてくれたり、同じ悩みを持った人同士 で話し合ったり…ネットにはそういったコミュニケーションや、それらに伴うサイト上での交流があります。そんなやりとりがあるからこそ「悩みが解決した」「勇気が出た」「新しいことを知ることができた」という声も多数あります。

しかし、「実際に会う」ことによって、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

「仲良くなったから会ってみたい」「直接会ってお礼が言いたい」という気持ちはときとして持ってしまうこともあります。しかし、実際に会うことによって、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

すべての人が悪い人というわけではありませんが、トラブルに巻き込まれないために、サイト外で実際に会うことはやめましょう。実際に会ってみたら、年齢を偽っていたことが分かったり、友達になろうと思っていたら男女の出会いを目的とされていた、ということもあります。

ONEP.jpでは、オフ会を開くことやサイトの外で実際に会うことを禁止します。他の サイトでも、そういった危険性があることを知っておいてください。

モバゲーより流用

2013年8月5日 ONEP.jp